2017年08月08日

絵本「ハクチョウの恩返し」

ハスの再生と伊豆沼レンコンの誕生35年の歩みの実話を絵本にした「ハクチョウの恩返し」を出版致しました。絵本のイラストには、秋田公立美術大の浅田萌さんにお願いしています。

絵本「ハクチョウの恩返し」

■ 絵本「ハクチョウの恩返し」
   文 川嶋保美
   絵 浅田萌
  A4判 25ページ
  定価 1,200円(税込)

■ 申し込み、問い合せ
  川嶋保美
電話:0228(32)6789




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2011年02月27日

文字の雪景色(栗駒地区)

1月7日に撮影した、栗原市栗駒地区の文字の雪景色です。

文字の雪景色(栗駒地区)

文字の雪景色(栗駒地区)

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2009年01月22日

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼」第3話

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼」

第3話

「ハクチョウの恩返しで伊豆沼レンコン誕生」


文・写真:若柳愛鳥会会長  川嶋保美


宮城の渡り鳥の生息地を守り、
ハクチョウたちを救いたい一心と
豊かな水草の復元…。

そんな願いが叶えられるときがきました。
次の年の四月、土浦から大型トラック
三台に、積荷いっぱいの種蓮根が届いたのです。
集まった地元の皆さんと歓声をあげ喜びながら、
種レンコンを早速沼に植えました。

一部は種子レンコンとして
減反田に植え生育を見守りました。
また、土浦の農家の方々は、その後数年の間
若柳までやって来て、沼への植栽の仕事や
減反田へのハス栽培の指導をして下さいました。

沼へのハス植栽を四〜五年繰り
返しているあいだに伊豆沼・内沼の自然の
ハスや水藻も復活し、
ハクチョウが、餓死してしまうことや
餌を探し飛びまわるときに電線に
触れて死んでしまうというような
悲劇もなくなり、ハクチョウたちの楽園が
もどってきました。

ハクチョウたちを救おう。水草や水藻のある
豊かな湖沼にしようと
立ち上がった運動も終えようとしているころ
減反田に植えた
レンコンが思いもかけぬ功をなし得たのです。


ハクチョウの恩返し

ハクチョウの恩返し


レンコンの味と食感のよさが評判になり
「伊豆沼レンコン」として各地に
出荷が出来るようになりました。


ハクチョウの恩返し

ハクチョウの恩返し


減反田への植栽のレンコンは、
年々栽培面積も増え現在は十七ヘクタール
にも及びますが、生産が追いつかないほどの引き合いがあります。

ハクチョウたちの生息地の自然を守り、
ハクチョウたちの命を救おうとみんなで
走りまわった結果であり
「伊豆沼レンコン」は、まさに
「ハクチョウの恩返し」であると思います。


ハクチョウの恩返し

ハクチョウの恩返し


水面もにあふれるような大輪のハスの花が
咲くようになり、伊豆沼・内沼は、
自然豊かな湖沼としてよみがえり、
地域は豊かな里となりました。


ハクチョウの恩返し


<終わり>

<第1話から読む>
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2009年01月08日

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼」第2話

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼〜」

第2話

「ハクチョウを救う支援の輪」


文・写真:若柳愛鳥会会長  川嶋保美


そんなある日、
心配した地元の人たちはもとより、
全国にハクチョウを救おうと支援の輪が広がり、
方々から餌となる、くず米やパンくずが届きました。         

その支援や真心に、みんなが心を打たれました。
たくさんの人々の思いを受け止め
吹雪や大雪の日、凍てつく日々も、
沼に張りつめた、厚い氷を割りながら
給餌を続けましたが、
それでも六十羽以上のハクチョウが
犠牲になってしまいました。


ハクチョウの恩返し~厚い氷を割りながら
給餌


三月のある夜、
ハクチョウたちが苦しみもがき、
首を長くし天を仰ぎ、
叫び声をあげながら、
バタバタと死んでいく夢を見ました。

翌朝、舟で沼をまわると、
五羽のハクチョウが死んでいたのです。
私は、静かに沼のほとりに葬りました。
このままではハクチョウも棲めなくなり、
渡り鳥も来なくなる……。
元の沼に戻してやり、ハクチョウたちを
救おうと気持ちを強くしました。


ハクチョウの恩返し 〜


仲間達で、沼近くの水路に生育するハクチョウの
好物であるマコモの伊豆沼への移植を試みました。

 
ハクチョウの恩返し 〜マコモの伊豆沼への移植

  
さらに、三百キロ離れた茨城県土浦市役所に
飛び込んでいき、レンコン栽培の農家を
紹介していただき、栽培方法を
教えてもらいました。


ハクチョウの恩返し 〜レンコン栽培

ハクチョウの恩返し 〜レンコン栽培


<第3話へ続く>
posted by KawashimaYasumi at 19:37| Comment(0) | 川嶋保美の作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼〜」第1話

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼〜」

第1話

「渡り鳥の楽園の悲劇」


文・写真:若柳愛鳥会会長  川嶋保美


渡り鳥の楽園として、
知られる伊豆沼・内沼も夏の季節には、
水面に大きな葉を浮かべ、見事な大輪
の花を咲かせるハスの名所でもあります。

しかし、昭和五十五年七月
毎日降り続いた長雨による洪水。
九月の台風による豪雨に見舞われ
ハスや水草が冠水し
腐敗する被害が沼全域に広がり
壊滅的被害を受けました。

「ハクチョウの恩返し 〜よみがえった 伊豆沼・内沼〜」第1話


「ハクチョウの恩返し 〜よみがえった 伊豆沼・内沼〜」第1話


この年も、いつものように
十月半ば
シベリアから長い旅を経て、
安住の生息地である沼に、
次々と舞い降りたハクチョウたち・・・。

沼の餌となる水藻や好物のマコモ、
ハスの根がなくヘドロ化した沼の異変に気づき
三千羽のハクチョウは、餌をもとめて
右往左往の日々が続きました。

ハクチョウたちは、餌を探して飛びまわり、
電線等に衝突し墜落、
マコモやハスの根と勘違いし、
ヨシの根を食べ「のど」に詰まらせて窒息。
餌を食べられずに、やせ細り餓死するなどの
悲劇が絶えなかったのです。

<第2話へ続く>



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2008年12月13日

川嶋保美写真展「蓮の世界」開催中です!

皆様こんにちは。川嶋保美です。

11日より「栗原文化会館」にて、川嶋保美写真展「蓮の世界」を開催しております。

栗原文化会館入口 栗原文化会館・写真展ポスター


入場無料ですので、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

写真展の模様 川嶋保美


また、会場入り口にて、「蓮の世界・絵はがき」を販売しておりますので、こちらも宜しくお願いいたします。

蓮の世界・絵はがき

※1枚70円、8枚組400円で販売しております。


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