2008年12月24日

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼〜」第1話

「ハクチョウの恩返し 〜蘇った伊豆沼・内沼〜」

第1話

「渡り鳥の楽園の悲劇」


文・写真:若柳愛鳥会会長  川嶋保美


渡り鳥の楽園として、
知られる伊豆沼・内沼も夏の季節には、
水面に大きな葉を浮かべ、見事な大輪
の花を咲かせるハスの名所でもあります。

しかし、昭和五十五年七月
毎日降り続いた長雨による洪水。
九月の台風による豪雨に見舞われ
ハスや水草が冠水し
腐敗する被害が沼全域に広がり
壊滅的被害を受けました。

「ハクチョウの恩返し 〜よみがえった 伊豆沼・内沼〜」第1話


「ハクチョウの恩返し 〜よみがえった 伊豆沼・内沼〜」第1話


この年も、いつものように
十月半ば
シベリアから長い旅を経て、
安住の生息地である沼に、
次々と舞い降りたハクチョウたち・・・。

沼の餌となる水藻や好物のマコモ、
ハスの根がなくヘドロ化した沼の異変に気づき
三千羽のハクチョウは、餌をもとめて
右往左往の日々が続きました。

ハクチョウたちは、餌を探して飛びまわり、
電線等に衝突し墜落、
マコモやハスの根と勘違いし、
ヨシの根を食べ「のど」に詰まらせて窒息。
餌を食べられずに、やせ細り餓死するなどの
悲劇が絶えなかったのです。

<第2話へ続く>





posted by KawashimaYasumi at 19:05| Comment(0) | 川嶋保美の作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。